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2013年6月29日土曜日

チッタゴン丘陵地帯省


【今日の1枚 from Bangladesh~Dhaka出張編~】


Ministry of Chittagong Hill Tracts Affairs
チッタゴン丘陵地帯省





ビザの関係でMinistryを訪れたら、入口にこんなパネルが!
それぞれの少数民族の民族衣装の写真が飾られていました。
毎日見慣れているものから初めてみる衣装も!
I visited here to ask about my NGO visa.
On the big panel of entrance, 
there are pictures of each indigenous people with traditional dresses.
It was so beautiful. 


ダムの建設、少数民族の半ば強制的な移住、政府の入植政策、、、

そして、
少数民族側と政府との事実上の戦闘状態が
1992年の休戦宣言まで20年あまり続いたこの地域。

この省は、1997年の和平協定に従って、
チッタゴン丘陵の行政を管轄する中央政府機関として1998年につくられた省です。
大臣には先住民族がなるという決まりになっていて、現在の大臣はトリプラ民族の方です。

This ministry started 1998, after the peace accord(1997)

わたしがいま滞在しているのが、
少数民族が多く暮らすこの「チッタゴン丘陵地帯」。
Now I’m staying in this ”Chittagong Hill Tracts” in Bangladesh.

地球の歩き方にも載っていない地域ですが、
文化的、民族的、言語的、宗教的に多様で、
山や湖など大自然に囲まれた美しい地域です。

There is no information in Japanese travel guidebook, 
but it was beautiful place surrounded by wonderful nature.

And there are diverse cultures, tribes, languages, religions.
I love here, and now I’m enjoying daily life with my friends and students!

いまは、この地域にある、
少数民族の子どもたちの寄宿舎学校に滞在してます。
歴史的、政治的にも様々な問題を抱える地域でもあるがゆえ、
わたしもまだまだ知らなくてはならないことがたくさんあります。

I learn a lot of things everyday.
-Many important things not only from books but also from my own experiences.

文献では知れない、聞けない現地の声に触れながら、まいにちを過ごしています。

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バングラデシュ、チッタゴン丘陵地帯。
少数民族の子どもたちの教育支援『ちぇれめいえproject』
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2013年6月26日水曜日

そうあるべきではないあたりまえ。


【今日の新聞記事 from Bangladesh】

「12歳の女の子を結婚させようとしたという理由で、
旦那になるはずだった24歳の男とその兄が逮捕されて15日刑務所いき。
地元のNGOの報告で発覚した。」

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朝ごはんのとき、ステイしてるおうちのお母さんとこの話題に。

私「バングラの結婚していい年齢はなんさい?」

ママ「法律ではたしか女の子は18歳だよ。
みんなそんなの気にしないで結婚してるけどね、
たまたま見つかっちゃんたんだね、運が悪かったね、この男の人。」

私「運かぁ・・・こんなのは氷山の一角なんだろね、、、」

ママ「結婚するときに、女の子の家庭側がお金とかもらえるの。
だから貧しい女の子がとくに早く結婚させられる。」

私「インドのダウリー(結婚の際に女の子側が払う持参金制度)とは違うんだ?」

ママ「ダウリーとは逆だけどこれも問題よね。
これじゃselling girlだもの。
お金のために使われるべきじゃないよね、女の子は。」

私「自分ではこの子はどうしよもなかったんだろうね・・・」


ママ「で、さやかはいつ結婚するの?boyfriendは?」

私「・・・(..)」

そんなこんなの全校集会。


わたしの滞在する寄宿舎学校Moanoghar(モノゴール)での全校集会。

School assembly at dining hall @ Moanoghar.
It was totally different from Japanese school assembly.
It was fun! and I liked it.



子どもたちに混ざってこっち側に座ってたけど、
たぶんまぎれてしまっていて、
先生たち、わたしに気が付いてなかった。笑

そして、全然理解できない民族語での先生のお話をぼーっと聞きながら、
久しぶりに、自分が小中学生だったときの全校集会を思い出してた。

長いなー長いなーって思ってた校長先生のお話(ごめんなさい)とか、
あの子また表彰されてるーいいなーとか、
毎回歌う必要あるのかな、って思いながら歌ってた校歌とか、
何度も立ったり座ったりするのがめんどくさかったこととか、
隣の男子がすぐちょっかい出してきてたこととか、
体育座りって冬はお尻が寒かったよなーとか、
「前ならえ」って腕が疲れるんだよね、とか。

そういえば、ここには学級委員っていう役割はない。
そして先生が取り仕切るんじゃなくて、
高校生クラスの子たちが小さい子を並ばせたり座らせたり
わたしの膝にはずっと5歳の女の子。

そしてなぜか民族衣装の子が登場して踊ったり、
みんなで歌ったり手拍子して盛り上がったり。
高学年の生徒がサプライズ企画を用意してたり。
小さなお祭りみたいな雰囲気で終わる全校集会。

次の全校集会はいつだろ。
ちょっと楽しみ!

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バングラデシュ、チッタゴン丘陵地帯。
少数民族の子どもたちの教育支援『ちぇれめいえproject』
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2013年6月24日月曜日

ダッカで居酒屋!


【ダッカ出張編】

なんと、のれんと赤ちょうちん!!


バングラにある日本料理屋さんに初めていきました。
居酒屋「いち」

Japanese Restaurant -ICHI-
It was first time for me to go to Japanese restaurant in Bangladesh!



お店に入ると「いらっしゃいませー!」と言われびっくり。
久しぶりの焼き鳥やお好み焼きはとてもおいしかったです。
The food was great! yakitori, okonomiyaki...etc

バングラにいる日本人の大先輩方と夕飯をご一緒させていただきました。
いろいろなかたちで自分の母国ではない国で生活し働く人たち。
それぞれの想いとストーリーが本になりそうだなーって思った。

ふだん私がいる地域には日本人(というか外国人)がいないので、
首都ダッカの日本人ネットワークが少しいいなって思ったり。

わたしもわたしの地でこつこつがんばろう。
またお話きかせてください^^

I'll do my best in my place;)

2013年6月14日金曜日

家事使用人として働く女の子。


家事使用人の女の子といろんな話をした。
一緒にタマネギむきながら。

英語は知らない、
日本も知らない、
でもとってもおいしいカレーを作ってくれる女の子。

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彼女が15歳だということ。

6人兄弟の二番目だってこと。

ダッカは故郷ではなく、自分の村はここから7時間くらいかかる村にあること。

お父さんがずっと病気で働けないこと。

貯金はすべて治療代に終わってしまったこと。

お母さんは家でお父さんの世話をしてるってこと。

お兄さんは結婚して子どもがいること。

村では3年生まで学校に通ってたってこと。

下の弟はまだ小さくて、お金を稼げるのが自分しかいないこと。

去年から村を出て、家事使用人として働いていること。

次に家に帰るのは半年後だってこと。

村の自然はとってもきれいで大好きだったこと・・・

そして、
『日本の家では家事使用人として働く女の人は何人いるの?』
という質問をされた。
「んー・・・いないかな」
『え、いないの!?』
「うん、たいていお母さんが料理も洗濯もするかな」
『そうなんだー・・・じゃあ、日本はだめかー』
「え?なにがだめ?」
『外国で家事使用人として働けば、たくさんお金が稼げるから、
父さんの治療代の借金を返せると思ってるんだ。でも日本にはいないんだね。』

・・・私たちが普段、
留学したい、
海外に住みたい、
外国で暮らしたい、
世界を旅したい、
なんて話してるのとは違う次元で、
外国にいくことを夢見てる少女がいる。
誰にも知られないこの場所で、毎日掃除と皿洗いをしながら。

自分の楽しみのためでも、
自分の勉強のためでも、
自分のキャリアのためでもなく。

あー
生まれたときから、私と彼女の持つ可能性はこんなに違うんだ、って。

かわいそうとか助けてあげたいとかでなく、
私がどんなにどんなに恵まれた環境で生きてたかっていうことをもう一度味わった。

ラッキーなんて言葉で片付けたくないけど、
「さやかはラッキーだったね、日本に生まれて。」
って前にも言われたことを思い出して、
ああその通りなのかもしれないとも思った。

だからこそ、
わたしはわたしの人生を精いっぱい生きなきゃなって思った。

彼女のこぼれるような笑顔と、大きな目を、私は忘れない。

いろんなこと聞かせてくれてありがとう。

パパのしがみつき通勤。


【ダッカ出張編!】

背広着て、
「いってきまーす」って家を出た自分のお父さんが、
こうやって毎日しがみつき通勤してたら驚きだよね。笑



Full of people everywhere in Dhaka!
I also tried to get on this small bus.(of course sat inside)
It was.....awesome!

東京の満員電車と、ダッカの満員バス・・・?
お父さんはどこでも大変です。

ダッカにある日本語学校。


【ダッカ出張編】

I visited "Kokorozashi Japanese Cultural Center"

ダッカにある
「志日本カルチュラルセンター」という日本語学校におじゃましてきました。
突撃訪問してしまったにもかかわらず、
岡林先生はじめ、みなさんあたたかく迎えてくださって、
わたしも授業に参加してきました(^^)/



The class was full of laughing voice.
I loved it!
I hope good luck for all of your study:)

学習者さんは、日系の会社で働いている方が多かったです。
とってもとっても楽しく素敵な笑いあふれる授業でした。

日本の会社で働く、
日本で働く、
ということへのモチベーション。
私の接している生徒たちとはまた違った動機とモチベーション。
この日はいろんなことを考えました。



2013年6月9日日曜日

首都ダッカ!ふたたび。


首都ダッカ!ふたたび編。

いつも私が滞在しているのは首都から250KM離れた山岳地帯。
今日は出張です。

自然があふれるランガマティから人があふれるダッカへ。

(なぜかヤギの散歩をしてるおじさん。首にお散歩ヒモ。)

72時間にわたるストライキ(すべての交通がストップする)
が始まるということで一日前倒しの出発。

マイクロバス→GNG(小型タクシー)→リキシャ(人力車)→でかいバス→CNG→リキシャ

途中の休憩込みで計19時間。

今回一番かんべんしてくれと思ったことは、
バスの中で吐いた人がいたことでした。

日本のバスからは想像がつかないほど揺れるので、
酔う人がいないわけはないのですが。

暑くて狭くて揺れる密閉空間であれはきつかった(..)


さて、ダッカでの用事やアポなどもろもろあるのですが、
もし「いま私もダッカ!」
なんて方がいらしたらお会いしたいです。
ぜひご連絡ください。

今回は、
ちぇれめいえproject(http://cheremeie.wix.com/cheremeieproject
のことをお伝えさせていただける機会がたくさんあるので楽しみです。



2013年6月7日金曜日

ボクなりの真剣。


みんな真剣に板書する英語の授業中、
彼は黒板に背を向け
床に立てひざで
椅子を机にして
真剣に算数の問題を考えていた。



どこの国のどんなクラスにも、こういう子いるんだなーって。笑

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ちぇれめいえproject が応援する子どもたちが通う、
寄宿舎学校Moanoghr(モノゴール)にて(^^)/

2013年6月5日水曜日

婚期、のがしてるよ!


かわいい。
かわいすぎる。
やっぱりわたしは子どもが大好きなんだなーって、思った。



村では結婚年齢がもちろん日本よりずっと早くて、
16歳とか17歳でお母さんでもめずらしいことではない。

22歳で結婚してないわたしは「婚期をのがしてる」とか言われ。

「かおけ ぽちょんどこれ、びえこるぼ」っていうのが、
「いい人見つけたら結婚するよー」って意味で、

「なんであんたは結婚してないの!」
っておばちゃんたちに言われたときに返す決まり文句です。

2013年6月3日月曜日

田んぼの中の通学路。


【今日の1枚 from Bangladesh】

お米の国バングラデシュ。
なので田舎ではこんな、日本とすごく似た田んぼの風景が広がっています。



ちなみにここ、通学路!
(水をはってない時期は近道なのでここを通って学校にきます。)

わたしも小学校の時、同じような通学路を通って学校に通ってたよ
なんて人もいるのではないでしょうか。

毎日お米だけれど、そろそろ日本のお米が懐かしくなってきました
でも、日本のお米は手で食べにくいだろうなーあ(..)