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2014年8月30日土曜日

ユニバーサルデザインってなーんだ?

【ユニバーサルデザインってなーんだ?】

今年からスタートしたユニバーサルデザイン特派員。
わたしたち学生特派員が、
静岡県内、そして県外の自治体・企業・イベントに出向いて行って取材中です。

ユニバーサルデザインとは「すべての人に優しいデザイン」


12人の特派員がそれぞれいろんな視点で発信しているので、
ぜひFBページのチェックもお願いします^^

そんな今回は「パーソナルモビリティ」について!!
UD特派員の渡部清花です。


「パーソナルモビリティ」ってご存知ですか?
誰もが快適に使えるユニバーサルデザインな乗り物のことです。

車イスだけがパーソナルモビリティではありません。

8月24日に開催された『UD+(ユニバーサルデザインプラス)inはままつ』の
「パーソナルモビリティ展示体験会」。



今回、会場の浜松駅ソラモには、様々な種類の乗り物が大集合!
新未来型の電動車イスや、軽い力で進む自転車、2人乗り車イス、中には乗れるロボットも?!

展示体験会なので、企業や製品のプレゼンテーションを聞けたり、実際に乗せてもらえたり、
開発への道のりについて直接ブースでお話を聞くことができました。

わたしは企業さんへのインタビューを担当したので、これから連載をしていきます。

"Life is still not ours -a story of Chittagong Hill Tracts"


【シェア】
"Life is still not ours -a story of Chittagong Hill Tracts"
2012年にリリースされたチッタゴン丘陵問題のドキュメンタリー映画。
もっと、勉強しなきゃ。

**********************************************
Lifeには、生命・人生という意味のほか、命のようにとても大切なもの、という意味もあります。
  先祖代々暮らしてきた大切なこの地は、まだ私たちの手に取り戻せていない。
  だから私たちも、本当の生を全うできていない・・・。
タイトルには、そんな思いが込められているように思います。

このタイトルはまた、
"Life is not ours: Land and Human Rights in the Chittagong Hill Tracts"という
チッタゴン丘陵委員会の報告書にちなんでつけられています。

報告書は、チッタゴン丘陵で起きている人権侵害と土地問題について、
4回にわたって出されています。
報告書が出たのは、1991年から2000年にかけて。
映画が出たのが、2012年。
報告書から10年以上が経っているのに、
「まだ」チッタゴン丘陵はジュマの手に取り戻せていない、という意味も込められているのです。

映画監督は、Arnab Dewan氏。
若いチャクマ人の男性です。

3月の出張の際、監督にお会いして色々とお話をうかがってきました。
チッタゴン丘陵のランガマティに生まれ、
大人になってからは海外で教育を受け仕事をして、
チッタゴン問題を国際的な視点から見てきました。

「チッタゴンで起こっていることを知ってもらうためには、
映画が一番の方法だと思いました。
私はこの問題について書かれた本をたくさん読みましたが、
本を読んで理解するには時間がかかります。
チッタゴン丘陵問題は、過去に遡る根の深い問題です。
だから私は、この問題を若い人たちに知ってほしいのです。
ベンガル人とジュマとの対立、利害関係、偏見、
そういうものに染まっていないがゆえに中立の、若い人たちに。」

映像がとにかく美しい映画です。
様々な人たちのインタビューと、図やイメージを多用した歴史的経緯の解説とが、
経糸と横糸のようにストーリーを紡いでいきます。
随所に織り込まれる、緑深いチッタゴン丘陵の風景。
そしてジュマの人々のどこか憂いのある笑顔。
映像が美しければ美しいほど、胸を締め付けられるような思いがしました。

(ジュマネットさんのブログより。)



ついにビザが取れました。


ついにビザが取れました。
Finally! I got VISA!
よかったー!


大使館っていっても、普通のおしゃれなおうちみたいでなんかびっくり。
さあ、どこの大使館でしょう?
@Bangladesh Embassy in Tokyo

8月23日 フェスタシズウェル!

【8月23日 フェスタシズウェル!】

里親制度に興味を持ってくださる方が多かったのは嬉しかったです。
もうすぐその子どもたちに会えるから(o^^o)
We join local festival! 
Displayed panel of activity and handy craft which made by Chakma women;)


グッズの裏におばちゃんたちの笑顔が見える展示販売がこれからもできたらいいなーあ。

静岡市にて開催されたイベントにパネル展示と雑貨屋さんで出展させていただきました。

今回のちぇれボラさんは、静岡文化芸術大学4年生のさちえちゃん。

「前から興味があったので…!」
と参加してくれたさちえちゃんは、来場者のみなさんに、
バングラデシュのことや少数民族の存在のこと、若者との活動のことを一緒に伝えてくれました。

今回は、里親制度「ちぇれママ・ちぇれパパ」
に興味を持ってくださる方が多かったのが嬉しかったです。
なぜなら、来月、現地でその子どもたちにも会えるから!

会場でのたくさんの出会いに感謝です。

おばちゃんたちの手織りの小物を購入してくださった方々、使えば使うほど、味が出てきます。
グッズの裏におばちゃんたちの笑顔が見えるような展示販売を
これからもできたらいいなと思っています。(渡部)

✳︎ちぇれめいえの里親制度→

Special guest from Newzealand !


Welcome to Japan, Ramoooooooon!!!
Special guest from Newzealand ! 


【UDプラス in はままつ取材中!】




誰もが快適に使えるUDな乗り物「パーソナルモビリティ」


浜松駅の会場には、いろんな種類の乗り物が大集合!
新未来型の車いすや、軽い力で進む自転車や、2人乗り車いす、中には乗れるロボットも?!
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

『ユニバーサルデザイン』とは、
すべての人が利用しやすいまちづくり・ものづくり・環境づくりを目指す考え方。
 
『ふじのくにユニバーサルデザイン特派員』https://www.facebook.com/fujinokuniUD
県内外のユニバーサルデザインに取り組む企業・イベント・自治体などを
訪問取材して静岡県のHP等で発信中!

********************************
(以下、浜松市のFBより)

歳をとって足腰が弱くなったり、身体が不自由になってもいろんなところに出かけたいですよね。
いつまでも生き生きと暮らせるように、今、さまざまな乗り物が開発されています。
そこで浜松市はものづくりのまち!
この地域周辺で開発されたUDな乗り物を展示して体験できるイベント
「UD+(ユニバーサルデザインプラス)inはままつ」
を8月24日(日)ソラモにて開催します。


 電動アシスト車いすやシニアカーの他にも電動アシスト4輪自転車、
折り畳み式電動カートなどちょっと変わった乗り物も体験できます。
 また、子どもたちがUDを学べるように、
UD製品の展示や「まちなかUDウォーク」も開催します。
まだ自由研究がすんでいないお子さんもいかがでしょうか?
 おじいちゃん、おばあちゃんも一緒にぜひご家族でイベントに参加してみませんか。


ちぇれママ・ちぇれパパ近況報告

ちぇれママさんから、子どもたちへ。

渡すのがとっても楽しみなかわいいお手紙がたくさん。
子どもたちを支えてくださって、ありがとうございます(^^)

【ちぇれママ・ちぇれパパ近況報告】

ちぇれめいえprojectの里親制度「ちぇれママ・ちぇれパパ」。
現在15人の子どもが日本のちぇれママさんたちとつながっています。

*自分の1日100円と引き換えに、遠い地域の子どもが学びを続けられる。

*日本での毎日の生活や、バングラで子どもたちが頑張ってることや楽しかったことを、
文通で伝えあえる。

*「今度の休みに会いにいくね!」そんな、顔の見える応援ができる。

*「国際協力」そんなの大げさなことじゃない。子どもの成長を一緒に楽しく見守りたい。


そんな想いから、仲間になってくださる、ちぇれママさん・ちぇれパパさん。
夏に、子どもたちへのお手紙をもって行きます!

☆ちぇれママ・ちぇれパパ制度についてはこちら。

なにが起こったのでしょう?そうです、貨幣経済です。




みなさん、こんにちは。
ぼくの名前はトゥファン・チャクマです。
いま学生で、ちぇめいえprojectの現地メンバーとして活動をしています。


ぼくはバングラデシュのチッタゴン丘陵地帯に暮らす
「チャクマ民族」というコミュニティーの民族です。
ぼくたちには独自の言葉があります。文化もあるし、
いまはほとんど消えてしまったけれど文字もあるし、伝統もあります。

ぼくらはバングラデシュという国の大多数を占めるベンガル人とは異なっているのです。
国教はイスラム教ですが、ぼくたちの宗教は仏教です。


ぼくたちの経済的な状況は残念ながらとても貧しいです。
なぜでしょう?ぼくたちは自分たちの工場をもっていないし、
外国のような大きな企業もないからでしょうか。

元気な若者にとっても、自分たちで稼げるアルバイトのような簡単な仕事はありません。
お金を生み出すことができません。
すべて親に頼るしかないのです。

この地域では、経済的な状況を若者が変えていく、というのが大きな課題だと思っています。
だから、ぼくはなにかできないかなと日本の友達たちとネットワークを築き始めました。


いま、このチッタゴン丘陵地帯の若者にとって大事なことは、
外の社会や多様な人たちとコミュニケーションをとっていくことだと思っています。
ずっと紛争地であったこの地域は、他からずっと遮断されてきました。



昨年、日本の友達と一緒に「途上国に学ぶ、先進国に学ぶ。両国の未来のために。」
というプログラムを作りました。


ぼくは将来、この地域と社会のために活動をしたいです。
ぼくらのコミュニティーのために貢献したいのです。
このプログラムの英語名は“One Step for Future”といいます。
これはぼくらにとって、このコミュニティーを、地域を、国を
よくしていくための最初の一歩なのです。



だから、ぼくは、一緒にこれらの問題について考え、取り組める、
そして新しい独創性をもっている10人の少数民族の若者に声をかけました。
今年も、このプログラムに日本人の若者と一緒に参加します。



ぼくは、少数民族チームのリーダーを務めます。
リーダーとして、まず、お互いの国と国の友情を築き上げたいと思っています。



仕事の機会がない、現金収入を生み出せる仕事のシステムがない、
これが若者にとっても今、大きな問題です。
ずっとずっと昔から、ぼくらバングラデシュの少数民族は
「ジュマ」と呼ばれる焼き畑農業で生計を立ててきました。
家族のためにみな野菜を作り、米を作り、それで生きてきました。



しかし、最近になって、これが少しずつ崩れ始めています。
グローバリゼーションの波が押し寄せてきました。
親たちは子どもを、近代教育を受けさせなくてはならなくなりました。
小学校だけでなく、中学校まで通わせなくては、となりました。
体調を崩したら病院へ行かないと、薬を買わないと、となりました。

なにが起こったのでしょう?そうです。貨幣経済です。


親たちは、現金収入が必要となったのです。
ただ野菜を育て、米を育て、家族と分け合って食べて豊かに暮らしていても、
このグローバル化の急速な変化にはついていけないのです。


生活様式はそんなに急速には変化しません。
いまも、ぼくらの大半は、焼畑農業をし、野菜を作っています。
しかし、現金収入を十分に得られるかといったら疑問が残ります。

特に、もしぼくら若者が、本当に勉強を続けたかったら、
ぼくたちは自分で働いてお金を稼ぐことができるはずです。
しかし、いますぐ若者ができる仕事、
日本の学生がしているような勉強の合間にできるようなアルバイトなんてないのです。
土地も十分にありません。富もありません。


この経済的な問題が引き起こしたのが、教育の格差の問題でもあります。
多くの生徒が勉強を続けるのがとても厳しい状態です。
なぜなら、学費が負担だからです。高校や大学なんてもっと大変です。
その結果、強制的に、そんな生徒たちには学ぶのをあきらめるときがやってきます。
親が貧しかったら学ぶのをあきらめるしかない。



ぼくらの暮らす村や地域。
多くの人々は貧しい家庭、かつ教育を受けていません。
だから、この大きな複雑な問題を、
彼ら自身で全部解決するのはとてもとても難しいことなのです。

ぼくは、そんな地域に生まれました。
母親は3歳の時に亡くなりました。父親は小学校の時に亡くしました。
学校に行くのをあきらめなくてはならなかった時期や、
畑で朝から晩まで働かなくては生きられなかった時期もありました。
でもぼくは幸運なことにいろんな人に支えられて、
今日まで勉強を続けてくることができました。

だから、今度はぼくが社会のためになにかをする番です。
ぼくたちのOne Step、未来への一歩を応援してください。
ぼくたちがぼくたちの地域を作る、そんな新しい挑戦です。

***************************************************************************
残り38日。9月の若者プロジェクトへの支援金を募っています。
彼らとわたしたちの挑戦にぜひ力を貸してください!

ランガパニ村の小さなお茶屋さん

ランガパニ村の小さなお茶屋さん(チャドカン)。
Small local tea shop in Bangladesh.


毎朝恒例。
古い小さな木の小屋で、あまーいミルクティーを
わたしの大好きなこのおじちゃんが出してくれます。

七輪にいつも乗っかってるヤカンは真っ黒。笑

いつからつる下がっているかよくわからない豆とかお菓子が
店のいろんなとこにあるのがけっこういい感じ。

(バングラデシュ、チッタゴン丘陵地帯)

Every morning, I used to drink sweeeeeet milk tea here.
He is tea master whom I love.
I dont know how long these snacks are hanging here.haha 

Chittagong Hill Tracts in Bangladesh


「開発援助か社会運動か」


【いま読んでる本】

「開発援助か社会運動か」
定松栄一

写真: 【いま読んでる本】
「開発援助か社会運動か」定松栄一

援助の世界では、実際にどんな活動をやるかは、援助を受ける側ではなく行う側が決めることが多い。
とくに、緊急救援が専門の赤十字社は「援助する側が決めた計画に従って、できるだけ速やかに救援物資を現地に送って被災者に配り、終わったらできるだけ素早く引き上げる」という目的のためにシステム全体が構築されていた。

自然災害や武力紛争など、生命を救うために迅速な対応が必要とされる緊急救援においては、こうしたトップダウンの意思決定もやむを得ない面がある。
しかし、その仕組みがそのまま長期的な開発協力にも当てはめられていた。

だから「なにをやるかは住民が決めるまでわからないのだから、開発協力ではまず現地に行って、住民の話を聞くことから始めるべきだ」という私の考え方とは相容れないことが多い……

援助の世界では、実際にどんな活動をやるかは、
援助を受ける側ではなく行う側が決めることが多い。
とくに、緊急救援が専門の赤十字社は「援助する側が決めた計画に従って、
できるだけ速やかに救援物資を現地に送って被災者に配り、
終わったらできるだけ素早く引き上げる」という目的のためにシステム全体が構築されていた。

自然災害や武力紛争など、
生命を救うために迅速な対応が必要とされる緊急救援においては、
こうしたトップダウンの意思決定もやむを得ない面がある。
しかし、その仕組みがそのまま長期的な開発協力にも当てはめられていた。

だから「なにをやるかは住民が決めるまでわからないのだから、
開発協力ではまず現地に行って、
住民の話を聞くことから始めるべきだ」
という私の考え方とは相容れないことが多い……

2014年8月16日土曜日

ふじのくにユニバーサルデザイン特派員!



『ユニバーサルデザイン』とは、
すべての人が利用しやすいまちづくり・ものづくり・環境づくりを目指す考え方です。
 
今年、第1期『ふじのくにユニバーサルデザイン特派員』として、
県内外のユニバーサルデザインに取り組む企業・イベント・自治体などを訪問取材して
静岡県のHP等で発信していくメンバーのひとりとして活動させていただくことになりました。
こちらの写真は委任式。


(特派員のFBページはこちら!→https://www.facebook.com/fujinokuniUD

そこで!
ひとりでもたくさんの人が興味関心を持ってくれたらいいなーと思って、
こちらのブログでもちょこちょこ発信してゆきます。

これを読んでくださっている方で、わたしよりもUDに詳しい方、
専門の先生もいらっしゃると思うので、
「ここ取材したらおもしろいよ!」とか「こんなとこ見てきて!」
なんて声をいただけたらうれしいです。

(特派員に興味がある学生はこっち!→http://www.pref.shizuoka.jp/kenmin/b_talk/udtokuhain.html

********************************
今日は、初取材の「パーソナルモビリティ」について。
(⇒わたしは初めて聞いた単語でした。知ってますか?)

21日、24日に浜松市でイベントが開催されます☆


(以下、浜松市のFBより)
歳をとって足腰が弱くなったり、身体が不自由になってもいろんなところに出かけたいですよね。いつまでも生き生きと暮らせるように、今、さまざまな乗り物が開発されています。そこで浜松市はものづくりのまち!この地域周辺で開発されたUDな乗り物を展示して体験できるイベント「UD+(ユニバーサルデザインプラス)inはままつ」を8月24日(日)ソラモにて開催します。

 電動アシスト車いすやシニアカーの他にも電動アシスト4輪自転車、
折り畳み式電動カートなどちょっと変わった乗り物も体験できます。
 また、子どもたちがUDを学べるように、
UD製品の展示や「まちなかUDウォーク」も開催します。
まだ自由研究がすんでいないお子さんもいかがでしょうか?
 おじいちゃん、おばあちゃんも一緒にぜひご家族でイベントに参加してみませんか。
 スタンプラリーで景品も当たります。
 もう少しそんな乗り物でどんな未来になるのかなと考えたい方は、
8月21日(木)にシンポジウムを開催します。
ぜひこちらにも気軽に参加していただき、みんなで未来を考えましょう!

●「パーソナルモビリティ」展示体験会
 8月24日(日) 10:00~16:00 浜松市ギャラリーモールソラモ
「まちなかUDウォーク」 10:30~11:30 

●シンポジウム「誰もが快適に移動できる、パーソナルモビリティの未来」
 8月21日(木) 14:00~16:30 静岡文化芸術大学 講堂

※「まちなかUDウォーク」とシンポジウムは事前申込が必要です。
 詳細は、浜松市ホームページをご覧ください。

今度は、ぼくが社会のためになにかする番です。

「今度は、ぼくが社会のためになにかする番です。」2014年08月16日

現在サポーターを募集しているREADYFORでのプロジェクトには
現地の少数民族の若者たちも参加します。
今日はそのうちのひとり、現地のリーダーの青年の文章を紹介します。


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みなさん、こんにちは。
ぼくの名前はトゥファン・チャクマです。
いま学生で、ちぇめいえprojectの現地メンバーとして活動をしています。



ぼくはバングラデシュのチッタゴン丘陵地帯に暮らす「チャクマ民族」というコミュニティーの民族です。

ぼくたちには独自の言葉があります。
文化もあるし、いまはほとんど消えてしまったけれど文字もあるし、伝統もあります。

ぼくらはバングラデシュという国の大多数を占めるベンガル人とは異なっているのです。
国教はイスラム教ですが、ぼくたちの宗教は仏教です。



ぼくたちの経済的な状況は残念ながらとても貧しいです。
なぜでしょう?
くたちは自分たちの工場をもっていないし、外国のような大きな企業もないからでしょうか。


元気な若者にとっても、自分たちで稼げるアルバイトのような簡単な仕事はありません。
お金を生み出すことができません。
すべて親に頼るしかないのです。

この地域では、経済的な状況を若者が変えていく、というのが大きな課題だと思っています。
だから、ぼくはなにかできないかなと日本の友達たちとネットワークを築き始めました。



いま、このチッタゴン丘陵地帯の若者にとって大事なことは、
外の社会や多様な人たちとコミュニケーションをとっていくことだと思っています。
ずっと紛争地であったこの地域は、他からずっと遮断されてきました。



昨年、日本の友達と一緒に「途上国に学ぶ、先進国に学ぶ。両国の未来のために。」
というプログラムを作りました。



ぼくは将来、この地域と社会のために活動をしたいです。
ぼくらのコミュニティーのために貢献したいのです。
このプログラムの英語名は“One Step for Future”といいます。
これはぼくらにとって、このコミュニティーを、地域を、国をよくしていくための最初の一歩なのです。




だから、ぼくは、一緒にこれらの問題について考え、取り組める、
そして新しい独創性をもっている10人の少数民族の若者に声をかけました。
今年も、このプログラムに日本人の若者と一緒に参加します。


ぼくは、少数民族チームのリーダーを務めます。
リーダーとして、まず、お互いの国と国の友情を築き上げたいと思っています。



仕事の機会がない、現金収入を生み出せる仕事のシステムがない、
これが若者にとっても今、大きな問題です。
ずっとずっと昔から、ぼくらバングラデシュの少数民族は
「ジュマ」と呼ばれる焼き畑農業で生計を立ててきました。
家族のためにみな野菜を作り、米を作り、それで生きてきました。



しかし、最近になって、これが少しずつ崩れ始めています。
グローバリゼーションの波が押し寄せてきました。
親たちは子どもを、近代教育を受けさせなくてはならなくなりました。
小学校だけでなく、中学校まで通わせなくては、となりました。
体調を崩したら病院へ行かないと、薬を買わないと、となりました。

なにが起こったのでしょう?そうです。貨幣経済です。

親たちは、現金収入が必要となったのです。
ただ野菜を育て、米を育て、家族と分け合って食べて豊かに暮らしていても、
このグローバル化の急速な変化にはついていけないのです。



生活様式はそんなに急速には変化しません。
いまも、ぼくらの大半は、焼畑農業をし、野菜を作っています。
しかし、現金収入を十分に得られるかといったら疑問が残ります。

特に、もしぼくら若者が、本当に勉強を続けたかったら、
ぼくたちは自分で働いてお金を稼ぐことができるはずです。


しかし、いますぐ若者ができる仕事、日本の学生がしているような
勉強の合間にできるようなアルバイトなんてないのです。
土地も十分にありません。富もありません。


この経済的な問題が引き起こしたのが、教育の格差の問題でもあります。
多くの生徒が勉強を続けるのがとても厳しい状態です。
なぜなら、学費が負担だからです。高校や大学なんてもっと大変です。
その結果、強制的に、そんな生徒たちには学ぶのをあきらめるときがやってきます。
親が貧しかったら学ぶのをあきらめるしかない。



ぼくらの暮らす村や地域。多くの人々は貧しい家庭、かつ教育を受けていません。
だから、この大きな複雑な問題を、
彼ら自身で全部解決するのはとてもとても難しいことなのです。

ぼくは、そんな地域に生まれました。
母親は3歳の時に亡くなりました。父親は小学校の時に亡くしました。
学校に行くのをあきらめなくてはならなかった時期や、
畑で朝から晩まで働かなくては生きられなかった時期もありました。
でもぼくは幸運なことにいろんな人に支えられて、今日まで勉強を続けてくることができました。


だから、今度はぼくが社会のためになにかをする番です。
ぼくたちのOne Step、未来への一歩を応援してください。
ぼくたちがぼくたちの地域を作る、そんな新しい挑戦です。


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彼らと一緒に未来を築く活動を、ぜひ応援してください。
1口1000円から、サポーターになっていただけます。
よろしくお願いします!