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2014年7月31日木曜日

【ちぇれめいえ活動報告会】




のもしゅかーーーーる!!!
こんばんは!花城です!



今日、7/26,ちぇれめいえの活動報告会を行いました!
多数のご参加、ほんとうにありがとうございました!!!!!

代表・渡部のあいさつに始まり、メンバーの自己紹介。


そして、第一部の報告会に移りました!
バングラデシュてどこ?チッタゴン丘陵地帯ってどこ?
そんな話から始まり、私たちがこれまでやってきたこと、継続してきたこと、活動してきたこと。

プレゼン形式で報告させていただきました!


子供達のこと、地域のこと、地域のおばちゃんたちのこと、そして日本とつながるもの。
たくさんたくさん、伝わっていると嬉しいです。


報告のあとは、メンバー、渡部、高橋、関、花城によるパネルトーク!!
メンバーの、過去、現在、そして未来をテーマにお話しさせていただきました。
みんなそれぞれの思いや過去があって活動に臨んでいて、

今は何をしているのか、
これから何をしたいのか。

実際に皆様の前でお話しすることで気づいたこと、明確化できたものもあります。

パネルトークも終わるとバングラデシュのチッタゴン丘陵地帯出身で、
現在日本在住のセカ・チャクマさんによる文化紹介!


子供のこと、紛争のこと、教育のこと。
私たちとは違う日常をたくさん話してくれました。
内容はどれも新鮮で新しく知ることばかり。


まだまだチッタゴンについてはたくさん学ぶところがあるんだなぁと改めて実感しました。


第一部も終わり、会場は30分間の休憩へ。
前日からメンバーがせっせとつくったサモサ(カレー風味のジャガイモ揚げ餃子みたいなやつ)を
会場のみんなで食べました!




美味しいと言って食べてくださると、こちらもつくったかいがあります(^ ^)



展示、販売も行いました!


地域のおばちゃんたちが作った工芸品を並べて実際に触れていただくことで、

もっと興味を持ってくれたら嬉しいです。

展示では、私たちが行っているちぇれまま、ちぇれぱぱ(里親制度) についても展示。

顔の見える関係作りの一つです。

そしてそして第二部!
参加型ワークショップを行いました!
ベンガル人、バングラデシュ政府、軍人、チッタゴンに住むジュマの人達に分かれて、
セリフを交えながら、みんなで考える時間になりました。
どうしてほしいのか、どうしたいのか、何が必要なのか、どうしたら解決できるのか、
誰がどうするべきなのか。


役になりきって、みなさん活発にたくさんの意見を出してくださいました。

ありがとうございます。
すごくすごく濃いワークショップになったのではと思います。



初めての報告会。
ドタバタで準備は進んで行きました。
その日の朝4時まで準備をしていました。
今回、サポーターの皆様に会えて本当に嬉しかったです。
いつも、頑張れ!とか、応援してます!とか、
そんなメッセージにたくさん励まされて活動しています。

皆様の支えがあるからこそ、活動できています。
本当に本当にありがとうございます。



Ready forにおいても、コメントしてくださった方々、引換券を購入してくださった方々、
本当にありがとうございます。
引き続き、がんばっていきますので、応援よろしくお願いします。

♪第一学院高等学校にて講演会&ワークショップ!♪7月15日




髙橋が書いてくれた報告です。





今日は第一学院高等学校にて、


ちぇれめいprojectの講演会&ワークショップに行ってきました!


まず第一部は、元現地駐在員の渡部のおはなし。
生徒一人一人にバングラデシュの人・風景・動物・食べ物・建造物の写真を配り、



「雨季はボートで通学するんだよ」

「家は、伸ばした竹で作るんだ」
の説明するたび、生徒さんたち「へえ~~~~!!すご~~~!!」など、嬉しい反応。


その後の、渡部からの現地での活動の様子にも興味深く聞き入ってくれました!




第二部は、髙橋による「もしも世界が100人の村だったら」ワークショップ!

参加生徒は20人。「もしも世界が20人の村だったら」を想定し、世界の現状を体感しました。

私「役割カードに書いてある役に、なりきってください!(例:アジアに住む富裕層の男性)」

  「世界では、男性と女性どっちが多いと思う?」

生徒「女性!」

  「実は、同じ比率なんだよ~!でもインドでは女性差別、中国では一人っ子政策の影響で、
女性の方が人口が少ないんだ。」

生徒「えええ~!?女性の方が少ないのか…女性の方が強いと思ってた。(笑)」
  「次は、大陸ごとに分かれてみよう!」
生徒「うわ~~!アジアだけめっちゃ人いるよ!」
  「そう、世界の人口の約6割がアジアに住んでいるんだよ~!」
生徒:驚愕

「世界の貧富の差、どれくらいだろう!?
ジュースを富に見立てて富の不平等さを体感しよう!」

生徒「貧困層の人にはジュース(富)の配分が少ないね~。
貧しい人は食料が足りてないのか…」

こんなかんじで、体験型のワークショップとあって、
みんな楽しそうに取り組んでくれました・・・☆

きっと高校生にとって「世界」という言葉は、なんだか遠いかんじ。
「国際協力」って、もっと遠いかんじがすると思います。

だから今日の講演会とワークショップで、
みんながいろんなことを考えるきっかけになりますように。そんな想いで取り組みました。
これからも、
学生に伝える場をもっともっと多くしていきたいなと思っています。


第一学院高校の皆さん、楽しい楽しい時間をありがとうございました!


本当に、楽しかったです。


。O゚Oo。oOO゚Oo。oO゚゚Oo。。O゚Oo。oOO゚Oo。oO゚゚Oo。。O゚Oo。oOO
第一学院高等学校とは(以下第一学院高等学校ホームページより引用)、新しいタイプの私立の広域通信・単位制高等学校です。創立当時からの「生徒第一」「1/1の教育」の想いを大切に、生徒一人ひとりに応じた自他肯定感を育む教育(「『もっともっと自分を好きになる』自分づくり」の教育)を実践し、生徒自身が自分を意欲喚起できる独自の教育で、「社会で活躍できる人づくり」に全力で取り組んでいます。

今日は『夢授業』を担当させていただきました。
※夢授業(しごと講話):地域の大人から様々なお話を聞き、
「何を目的に」仕事をしているのかをリアルな声を通じて学ぶ。

2014年7月14日月曜日

7月26日のイベントチラシができました!






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【第1部】初年度 活動報告会

バングラデシュでの活動を画像たっぷりで報告。
里親制度「ちぇれママ&ちぇれパパ」でご支援いただいている子供たちの様子や、

ファンドレイジングサイトREADYFORで応援いただいた若者企画
「途上国に学ぶ、先進国に学ぶ。両国の未来のために」の成果も報告します。


【休憩】バングラのおやつ&現地雑貨の展示販売&文化紹介

村のお茶屋さん「チャドカン」のおやつを再現!
カレー味のギョウザ「サモサ」をどうぞ。
現地の村のおばちゃんたちが作った雑貨屋民族衣装の展示販売も。
日本で暮らすチャクマ民族の方にお越しいただき、
教育や文化のお話をしていただきます。



【第2部】ワークショップ「もしもあなたが○○だったら?」

ロールプレイを通して理解する、現地で実際に起こる民族対立。
もしもあなたが少数民族だったら?軍人だったら?
参加型ワークショップを通して、みなさんと一緒に問題を考えたいと思います。

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■日時:2014年7月26日(土)14:00~17:00
■会場:浜松市多文化共生センター(浜松市中区早馬町2-1クリエート浜松4階)
■参加費:500円(軽食代込み)
■対象:中学生以上どなたでも
(定員45名、ちぇれめいえサポーター様無料ご招待)

☆参加希望の方はFACEBOOKイベントページもしくは、
cheremeie@gmail.comまで、
お名前と参加希望人数を明記したメールをお送りください。


(元気いっぱいの子どもたち。
軍とベンガル人による襲撃によって一度は村人がみんな避難したバカイチョリという村にて。
いま、だんだんと村人が戻り始めている。)



会場で直接お会いできるのを、楽しみにしています!


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■ちぇれめいえproject
≪バングラデシュ、チッタゴン丘陵地帯の少数民族の子どもたちの教育支援、
若者と地域の可能性を探るNGOです。≫
・twitter:@cheremeie


■現地からのレポート、朝日新聞連載「バングラ通信~少数民族の村より~」

■親を失った子どもを中学卒業まで支える里親制度「ちぇれママ&ちぇれパパ」を募集しています。
 

■あなたも、ちぇれめいえの仲間になりませんか?
 

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「もうすぐ給食だー!!!!」

「もうすぐ給食だー!!!!」

写真: 「もうすぐ給食だー!!!!」

寄宿舎学校モノゴール・女子寮の子どもたちです。
今日はなんのカレーかな?

この写真は、笑顔が素敵な寮母さん・リリーさんが撮ってくれました!
バングラデシュは真夏だそうです。

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≪新プロジェクト、スタート!≫
こちらは、若者学びあいプログラム。
「第2弾。途上国に学ぶ、先進国に学ぶ。両国の未来のために。」
90日間の資金集めに挑戦します。
現在、クラウドファンディングで仲間になってくださる方を募集しています。
詳細⇒https://readyfor.jp/projects/chereyouth


寄宿舎学校モノゴール・女子寮の子どもたちです。
今日はなんのカレーかな?

この写真は、笑顔が素敵な寮母さん・リリーさんが撮ってくれました!
バングラデシュは真夏だそうです。

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≪新プロジェクト、スタート!≫

こちらは、若者学びあいプログラム。
「第2弾。途上国に学ぶ、先進国に学ぶ。両国の未来のために。」



90日間の資金集めに挑戦します。
現在、クラウドファンディングで仲間になってくださる方を募集しています。


【中学生からのお手紙 No.4】


【中学生からのお手紙 No.4】

先日≪ボランティア活動≫というテーマでお話をさせていただいた
市内の中学1年生の生徒さんたちから、お礼と感想のお手紙が届きました。

渡部&関で、ちぇれめいえprojectの活動から学んだこと、
そのほかにも今まで地域で関わってきた活動を中心にお話しました

みんなとっても一生懸命考えて書いてくれていて嬉しかったので、
いくつか紹介したいと思います。

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「ボランティアの話を聞く前は、
ボランティアに対してめんどくさいなど人のためになるのは嬉しいけれど、
行動したくないと、あまり良いイメージがありませんでした。
でも、いろいろな人を結びつけたり、人を動かすということはすごいことなのかも!」

「ボランティアの活動は世界共通で、人のためにする素敵な行いなんだなと思いました。」

「わたしもボランティアに行きますが、関わる人が笑顔になったらうれしいです。」

「交流を深める活動は、地域でも必要だと思います。
ぼくが一番印象に残ったのは、
助けるつもりで行ったのに逆に学ぶこともあるということです。」

「ぼくのイメージでは〈ボランティア=めんどくさいもの〉だったけれど、
いまは〈ボランティア=協力しあうもの〉です」

「ぼくは、みんなが気持ちよく生活できるような世界を作りたいと思いました。
がんばりたいと思います。」

「あいさつを教えてもらいました!〈ごまごち?〉〈ごまごん〉です。
日常生活の中で活用していきたいです。」

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チャクマ民族の民族語〈ごまごち?〉〈ごまごん〉は
日常生活の中で活用できるかはわからないけれど(笑)、
真剣に、笑いも生まれ
質問が自然と出てくる和やかな楽しい雰囲気で最後まで聞いてくれて本当にありがとう。


みんなが、どんなことを考えながら聞いてくれてたのかとか、
普段どんなことを考えながら生活してるのかを知れてとってもよかったです。

毎日の中でいろんな人に出会い、様々なことに興味を持ちながら、
自分のやってみたいことを見つけていってくれたら嬉しいです。

「社会に関心を持つ」それが最初の第1歩のはずだから・・・!

【中学生からのお手紙 No.3】


【中学生からのお手紙 No.3】


先日≪ボランティア活動≫というテーマでお話をさせていただいた、
市内の中学1年生の生徒さんたちから、お礼と感想のお手紙が届きました。

渡部&関で、ちぇれめいえprojectの活動から学んだこと、
そのほかにも今まで地域で関わってきた活動を中心にお話しました。

写真: 【中学生からのお手紙 No.3】

またまた、渡部です。

先日≪ボランティア活動≫というテーマでお話をさせていただいた、市内の中学1年生の生徒さんたちから、お礼と感想のお手紙が届きました。

渡部&関で、ちぇれめいえprojectの活動から学んだこと、そのほかにも今まで地域で関わってきた活動を中心にお話しました。

みんなとっても一生懸命考えて書いてくれていて嬉しかったので、いくつか紹介したいと思います。

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「おふたりのおかげで、私は夏休みのボランティア活動をめいっぱいできそうです。ありがとうございました。」

「私も人の役に立つボランティアをし、自分も学び、おたがいが笑顔になれることをしたいです。」

「わたしはボランティアの意味を勘違いしていたんだと思いました。人を笑顔にしたり、自分も笑顔になれるんだなと思いました。」

「最初のボランティアの印象は〈つまんなそう〉〈意味があるの?〉と思っていました。しかし、話を聞いて、ちょっとずつ意味があるんだと思えてきました。」

「ボランティアって思ったより答えが単純かもと思いました。」

「ほかの国にお金を出して、返ってきたものがお金や物などの形でなくても、大切なことや感謝の気持ちが学べることに気づき、ボランティアはお金や物を渡して存することではないと思いました。」

「わたしたち中学生にとっては世界なんてまだまだ遠くてよくわからないけど、まずは日本でできることをしてみたいと思います。とても大切なことが学べました。」

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日本で普通に暮らすわたしたちが、そして中学生たちが抱くボランティアのイメージってなんだったんだろう。
わたしたちも「夏休みにボランティア体験をしに行く中学生に向けた講話をしてもらいたい」という依頼をいただいたとき、最初とても迷いました。

ほんとはね、ボランティアなんて言葉がなくってもいいくらい、みんなが当たり前に支えあって生きる社会になったらいいなと感じます。

みんなとっても一生懸命考えて書いてくれていて嬉しかったので、
いくつか紹介したいと思います。

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「おふたりのおかげで、私は夏休みのボランティア活動をめいっぱいできそうです。
ありがとうございました。」

「私も人の役に立つボランティアをし、自分も学び、おたがいが笑顔になれることをしたいです。」

「わたしはボランティアの意味を勘違いしていたんだと思いました。
人を笑顔にしたり、自分も笑顔になれるんだなと思いました。」

「最初のボランティアの印象は〈つまんなそう〉〈意味があるの?〉と思っていました。
しかし、話を聞いて、ちょっとずつ意味があるんだと思えてきました。」

「ボランティアって思ったより答えが単純かもと思いました。」

「ほかの国にお金を出して、返ってきたものがお金や物などの形でなくても、
大切なことや感謝の気持ちが学べることに気づき、
ボランティアはお金や物を渡して存することではないと思いました。」

「わたしたち中学生にとっては世界なんてまだまだ遠くてよくわからないけど、
まずは日本でできることをしてみたいと思います。とても大切なことが学べました。」

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日本で普通に暮らすわたしたちが、
そして中学生たちが抱くボランティアのイメージってなんだったんだろう。

わたしたちも
「夏休みにボランティア体験をしに行く中学生に向けた講話をしてもらいたい」
という依頼をいただいたとき、最初とても迷いました。

ほんとはね、ボランティアなんて言葉がなくってもいいくらい、
みんなが当たり前に支えあって生きる社会になったらいいなと感じます。

【中学生からのお手紙 No.2】


【中学生からのお手紙 No.2】

引き続き、渡部です。

先日≪ボランティア活動≫というテーマでお話をさせていただいた、
市内の中学1年生の生徒さんたちから、お礼と感想のお手紙が届きました。

渡部&関で、ちぇれめいえprojectの活動から学んだこと、
そのほかにも今まで地域で関わってきた活動を中心にお話しました。

みんなとっても一生懸命考えて書いてくれていて嬉しかったので、
いくつか紹介したいと思います。

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「ぼくの最初のボランティアの印象は人の役に立つことだと思っていました。
そして、他人などに喜んでもらうことだと思っていました。
ですが、講話を聞いて、他人だけが幸せになるだけでなく、
自分も幸せになれるし、先進国や発展途上国の人たち同士が、
自分たちの国の問題点を出し合って、共に解決していくという行いがすごく良いと思いました。

そして、もうひとつ、大事だなと思うことがありました。
食べている〈肉〉についてです。
日本は先進国なので、スーパーなどに行けば、
パックに入った肉をお金さえあれば簡単に手に入れることができますが、


写真で見たバングラデシュでは、
大人たちが豚などを狩り、動物を運び、分解して、肉にします。
それを子どもたちも見ていました。
それが良いと思った理由は、
命をいただいているということを毎日実感できるからです。」

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(これは私が現地で見た以下のシーンについて話したことを受けてでした。
中学1年生、わたしたちが思うよりずっと、感受性が豊かでいろんなことを深く考えています。
日本の子どもたちに、日常生活でもっともっと多様なものに触れ、考え合う機会を。)





「いのちの授業」

いつもの道を夜ごはんなんだろうって考えながら歩いてた。 
何か動物が鳴く声が聞こえるなと思ったら、 
大人4人でやっとのサイズの大きな豚が足を縛られ運ばれてきた。 
子どもたちがあとを追っかけてく。
わたしもいっしょについていく。 
大きな斧を持った男の人・・・

まさかとは思ったけれど、 そのまさかだった。 
命が絶たれる瞬間の悲鳴のような雄叫び。
地面の草が一瞬で赤く染まる。
それでもまだ動いている体に火がつけられ、 皮が剥がれてゆく。
動かなくなった体には大きなナタが入れられて、 
さっきまで動いていたであろう内臓が取り出されていく。 

1時間半。
豚が豚肉になるまで1時間半。 
こんな生々しいシーンを目の前で見たのは初めてで、
 でもなによりも、 
この一部始終を子どもたちが囲んでずっと見ていたことがわたしには衝撃だった。 
21歳のわたしが初めて見るこの本当に強烈な瞬間を、
 隣にしゃがんでた3歳くらいの女の子も見ていたのだから。


いのちの授業・・・ 
日本の小学校で、豚を飼って食べる、
という取り組みをしたクラスのことが話題になってたのを思い出した。 
今日見たこれはまさに「いのちの授業」。 
現代の日本では、
わたしにとっても「生きている豚」と「トレーに入った豚肉」は全く違うもの。
両者は結び付かない。つながりが感じられない。 

ここではこうやって、子どもたちは動物を食べる、
動物の命をいただくというのがどんなことなのか、あたりまえに分かっていくのかもしれない。

「いただきます」をちゃんと言おうって思った。

「バングラデシュ通信」昨年4月の記事より抜粋)