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2014年7月14日月曜日

【中学生からのお手紙 No.2】


【中学生からのお手紙 No.2】

引き続き、渡部です。

先日≪ボランティア活動≫というテーマでお話をさせていただいた、
市内の中学1年生の生徒さんたちから、お礼と感想のお手紙が届きました。

渡部&関で、ちぇれめいえprojectの活動から学んだこと、
そのほかにも今まで地域で関わってきた活動を中心にお話しました。

みんなとっても一生懸命考えて書いてくれていて嬉しかったので、
いくつか紹介したいと思います。

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「ぼくの最初のボランティアの印象は人の役に立つことだと思っていました。
そして、他人などに喜んでもらうことだと思っていました。
ですが、講話を聞いて、他人だけが幸せになるだけでなく、
自分も幸せになれるし、先進国や発展途上国の人たち同士が、
自分たちの国の問題点を出し合って、共に解決していくという行いがすごく良いと思いました。

そして、もうひとつ、大事だなと思うことがありました。
食べている〈肉〉についてです。
日本は先進国なので、スーパーなどに行けば、
パックに入った肉をお金さえあれば簡単に手に入れることができますが、


写真で見たバングラデシュでは、
大人たちが豚などを狩り、動物を運び、分解して、肉にします。
それを子どもたちも見ていました。
それが良いと思った理由は、
命をいただいているということを毎日実感できるからです。」

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(これは私が現地で見た以下のシーンについて話したことを受けてでした。
中学1年生、わたしたちが思うよりずっと、感受性が豊かでいろんなことを深く考えています。
日本の子どもたちに、日常生活でもっともっと多様なものに触れ、考え合う機会を。)





「いのちの授業」

いつもの道を夜ごはんなんだろうって考えながら歩いてた。 
何か動物が鳴く声が聞こえるなと思ったら、 
大人4人でやっとのサイズの大きな豚が足を縛られ運ばれてきた。 
子どもたちがあとを追っかけてく。
わたしもいっしょについていく。 
大きな斧を持った男の人・・・

まさかとは思ったけれど、 そのまさかだった。 
命が絶たれる瞬間の悲鳴のような雄叫び。
地面の草が一瞬で赤く染まる。
それでもまだ動いている体に火がつけられ、 皮が剥がれてゆく。
動かなくなった体には大きなナタが入れられて、 
さっきまで動いていたであろう内臓が取り出されていく。 

1時間半。
豚が豚肉になるまで1時間半。 
こんな生々しいシーンを目の前で見たのは初めてで、
 でもなによりも、 
この一部始終を子どもたちが囲んでずっと見ていたことがわたしには衝撃だった。 
21歳のわたしが初めて見るこの本当に強烈な瞬間を、
 隣にしゃがんでた3歳くらいの女の子も見ていたのだから。


いのちの授業・・・ 
日本の小学校で、豚を飼って食べる、
という取り組みをしたクラスのことが話題になってたのを思い出した。 
今日見たこれはまさに「いのちの授業」。 
現代の日本では、
わたしにとっても「生きている豚」と「トレーに入った豚肉」は全く違うもの。
両者は結び付かない。つながりが感じられない。 

ここではこうやって、子どもたちは動物を食べる、
動物の命をいただくというのがどんなことなのか、あたりまえに分かっていくのかもしれない。

「いただきます」をちゃんと言おうって思った。

「バングラデシュ通信」昨年4月の記事より抜粋)

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