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2013年7月23日火曜日

夏休みがはじまるけれど。


【ちぇれめいえprojectレポート】

夏休み!


ふだんはMoanogharの寄宿舎学校の寮で暮らす子どもたちも家に帰ります。



次々と、
迎えにきたお父さんやお母さんと一緒に
実家へ帰っていく生徒たち。

「休みの間は何するのー?」と尋ねると
「お父さんの焼畑を手伝う」なんていう返事が。


待ちに待った夏休み。
久しぶりに家族に会えて、
少し照れたにこにこ顔です。


しかし驚いたのは、
「こっから家までバスで4時間、ボートで2時間、歩いて5時間、合計11時間!」とか
「たぶん、あさってには着けると思うー!」とか、
そんな子どもたちがたくさんいることです。

わたしたちの想像する「いなか」のレベルを
はるかに超えた「いなか」に家がある子たち。
なぜチッタゴン丘陵地帯の子どもたちは、
こんなに遠くの寄宿舎学校で暮らすのか。


「もちろん家族と一緒に暮らしたい。でも、家の近くには学校がないんだ。
一番近くの学校まで船と歩きで1時間半かかる。暮らしながら勉強できるからここにいる。」

「寮での毎日は楽しいけどたまにさみしい」



寄宿舎学校Moanoghar(モノゴール)では
チッタゴン丘陵地帯全域から、
そしてすべての少数民族コミュニティー出身の生徒が
学んでいます。


子どもたちは極度の貧困家庭であったり、
親を失い親戚も養育できなくなった結果ここへ来ていたり、
もしくは学校が全くないような農村地帯出身だったりすることが多いです。

家がなく生徒はここの寮に暮らし、
母親は近くのお寺に仮住まいをしている、
そんなケースもあります。

長年続く、入植者との土地をめぐる争いから
土地の収奪にあっている子や、
ベンガル人の襲撃事件で家や親を失った兄弟もいます。

普段は元気いっぱいの子どもたち。
でもその境遇は様々。
この夏休みにも、家がない場合や、実家まで帰るためのバス代が払えない場合など、
寮に残らざるを得ない子どもたちがいます。
家族に何年も会ってない子もいます。


親と一緒に家に帰っていく友達に
「またねー!」と手を振っているけれど、
本当は寂しいんだろうなと。

友達がみんな帰省して行ったがらんとした寮。
今も残る子どもたちと話をしたり、おやつを食べたり、宿題を手伝ったり・・・
今はそんな時間を大事にしています。





【バングラ支部;渡部】

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