【チッタゴン丘陵地帯ニュース byちぇれめいえproject】
遅くなりましたが、今月の上旬に、
チッタゴン丘陵地帯にあるカグラチョリ県で起こった事件をお伝えします。
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2013年8月3日、
ガグラチョリ県のマティランガ郡で大規模な襲撃事件があった。
数百人のベンガル人入植者が少数民族の人々の家を襲撃し火をつけた。
村の名前は、
モノダスパラ、バガワンティラ、ボガパラ、バンダルシンパラ、ソルベスウオルパラ。
ひとりが殺され、4人が重傷を負い、約500人の家が攻撃によって破壊された。
35軒の家屋が放火で消失し、他400軒の家屋が略奪にあった。
約2000人の村人たちが国境を越えてインドのトリプラ州との国境沿いに避難し、
数日間インドとバングラデシュの国境で野宿状態となった。
酷暑と雨で2ヶ月の幼児が肺炎でなくなり12名が負傷した。
多数派のイスラム教ベンガル人グループが、
土地を収奪する目的で仏教徒のチャクマ族、ヒンドゥー教徒のトリプラ族の村を攻撃したとのこと。
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≪関連リンク等≫
■PCJSS(少数民族側の団体)による事件の報告書
■チッタゴン丘陵委員会による声明
■ジュマネットからバングラ政府への抗議文
ニュース本文参考:
2013年8月3,4日の「CHTニュース(http://www.cht24.com/)」