【ちぇれめいえレポート】
日本語クラスをとっている9年生(日本でいう中学3年生)と一緒に、
ボートでピクニックを企画しました。
24人での小旅行です。
4月から7カ月間、勉強がんばったねーというごほうびも兼ねて。
小さな旅行だったけれど、生徒たちにとっては全部自分たちで手作りした初めての旅行。
日本語の授業を使って、みんなでわいわいと企画する時間を3時間設けました。
旅程づくり班の生徒たちは、
ボートはどの大きさにしよう、
ここからあそこは何時間かかるかな、
と模造紙を広げ真剣に議論中。
買い物班はピクニックの前日は朝の6時から朝市場へ!
竹の子は何本買おう?
スパイスは何が必要かな?
卵はどこのお店が新鮮かな?
調理班は、なんと当日3時に起きて大きな釜に火を起こし、
お米を炊くところからスタートです。
大きなボートに「わー!」と乗り込む生徒たち。
この日はお天気に恵まれて、みんな日焼けして帰ってきました。
ご飯は固かったけれど、
そしてカレーはとっても辛かったけれど、
青空の下でみんなで食べるお弁当は最高においしかったです。
山岳地にある実家から通える学校がなく、
寄宿舎で泊まりながら生活する子どもたちや、
親を失いここに暮らす子どもたち。
普段は外へ出かけたり、娯楽を楽しんだりする機会はなかなかありません。
実家に戻れるのも1年に1度あるかないか・・・
生徒たちにとって「あの日、楽しかったよねー」
といつかまた思い出すような、
そんな1日になってくれていたら嬉しいです。
(バングラ支部;渡部)
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