【ちぇれめいえレポート】
日本支部メンバーがバングラに来ていたとき、
支援先の寄宿舎学校に泊まり、子どもたちの寮も回りました。
気づいたことのひとつ。
「1,2年生だけベットがなくて床で寝てる・・・」
竹で作られた寮なので砂がたくさんの床。
もちろん虫もいる床。
しかも蚊帳もない!
あっても大きな穴が・・・
マラリアの原因にもなりうる蚊。
夜の蚊帳は絶対です。
「どうして1,2年生だけベットがないのでしょう?」
という日本支部髙橋の質問に対して、
「んーまだ小さいからなくてもいいんじゃないかな。」
という返答。
・・・認識の違い。「当たり前」の違い。
両者ともその何かが問題だと思っていたら、
一緒に改善していけるけれど、
そもそもなにを問題だと思うかが違ってくると、とても難しい。
そして、わたしたちの意見が100%正しいなんてことはない。
でも『寝る場所が清潔であるっていうことは、病気を防ぐためにも不可欠だと思う。
小さい子ほど、感染症になったら大事に至ってしまうから・・・』
という話を丁寧にして、
伝えたいことが分かってもらえたような気がしていました。
今日、寮をのぞきにいったら、あの部屋にベットが!!!
学校中から、使っていないベットや壊れたベットを集めて修理してくれたそう。
数が十分でないので、ふたりでひとつ、もしくは3人でひとつだけれど、
生徒たちはおおはしゃぎ。
小さなことですが、今日一番、伝えたかったことです。
(バングラ支部;渡部)
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