スピーチコンテストで彼らがお話したことを紹介しています。
今回はオンチャイヌ・マルマくん。
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「こんにちは。わたしは、オンチャイヌ・マルマです。
バンドルボンでうまれました。
バングラデシュにはさまざまなみんぞくがくらしています。
なので、ひとつのくにバングラデシュといっても、さまざまなぶんかがあります。
わたしはにほんにいたことはありませんが、なんにんかのにほんじんとともだちになり、
にほんにもさまざまなぶんかがあるのかな、とおもいました。
にほんじんもバングラデシュじんもしんせつです。
であったにほんじんはみんなやさしくて、いまもいいともだちです。
バングラデシュのぶんかとにほんのぶんかはにているところがあります。
しかし、くらしかたがすこしちがうとおもいました。
バングラデシュでは、
かぞくやちいきのひとがいっしょになってくらしていることがおおいです。
かぞくもちいきのひとも、まいにちあいさつしあう、
これがわたしたちにとってはあたりまえです。
あんいかもんだいがあったら、むらのだれかがはなしあいをもうけます。
だれかのかそくがびょうきのときは、
みんなですこしずつおかねをだしあってくすりをかったりします。
わたしのちちがなくなったときも、
おなじむらのたくさんのひとがたすけてくれたのをいまもおぼえています。
マルマみんぞくはバングラデシュにくらすたくさんのしょうすうみんぞくのなかのひとつです。
わたしのだいすきなぶんかをしょうかいします。
わたしたちはけっこんしたあとも、おやとこどもはいっしょにくらします。
そのこどもはうまれたときから、おばあさん、おじいさんといっしょにくらすことになります。
こどももまごも、
おとうさん、おかあさん、おじいさん、おばあさんがくなるまでいっしょにくらします。
としをとってから、しせつでくらすことはありません。
びょういんでなくなることもありません。
さいごのさいごまで、かぞくはまいにちいっしょにすごします。
これはわたしたちにとってはあたりまえですが、
にほんじんのともだちはおどろいていました。
かれのおばあさんは、ろうじんホームでくらしているそうです。
なんにんかのともだちは、けっこんしたら、いえをかって、
おやとはちがういえでくらすといっていました。
やさしくてしんせつなにほんじん。
にほんのしゃかいにも、
バングラデシュのようなかぞくやちいきのきずながあったらなとおもいます。
すてきなにほんはこのきずなで、もっともっとすばらしくなるとおもいます。」
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こんな彼らがバングラ側で中心となって企画を進める、ちぇれめいえの新企画。
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「途上国から学ぶ、先進国から学ぶ。両国の未来のために。」
日本とバングラデシュ少数民族の青年たちの手作り企画。
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